Amazonプライムがまたまた新サービスをリリースしました。100万曲以上が聞き放題のPrime Music。Amazon Musicアプリを使えばスマートデバイスでもOK。プライムビデオにも衝撃を受けましたが、もはや映像や音楽はダウンロードではなくクラウドで楽しむというのが一般的になりそうです。
iPhoneをオールラウンド音楽プレイヤーに
最近iPhoneを新しく購入していろいろな活用方法を模索しているのですが、特にBluetooth機能に注目しています。「PHSをiPhoneの子機にする」でも紹介しましたがスマホやタブレットのBluetooth通信って、いろんなデバイスとつながるんです。
元来オーディオ小僧であった筆者は、Prime MusicをきっかけにiPhoneをリビング、寝室、お風呂といったあらゆるシーンで使える音楽プレイヤーとして使えるようにするため、新たなリスニングデバイスやアプリを購入して”ハイレゾ再生など音質にかなりこだわったiPhone Network Music環境”を構築してみました。
そのために用意・購入したアイテム。まずは、Bluetooth機能付き再生デバイス
若干ドンシャリですが、分厚い低音再生でミニコンポ並みの高音質が期待できます。Apple DockコネクタのiPhoneやiPadを直接ドック接続して音楽再生も可能です。ダイニングでのティータイムやキッチンでの調理中に少し高音質の音楽が聴きたいときなどは、いい仕事してくれます。
ワイヤレス防水スピーカー。バスルーム専用で購入。1チャンネルのモノラルだけど、空間反響をうまく利用して、おどろきの高音質。実際ミニコンポクラスの音。音源の解像度が高いと高音はシャリシャリ低音は薄くなる感がありますが、入浴中なら充分。アンプラグドでボーカルメインの曲などはホント最高です。
つぎに、iOS用音楽再生アプリ
【Prime Music再生用プレイヤー】
最後は、【リビング用ネットワークオーディオプレイヤー】と【サーバー】
ハイレゾ音源再生用のネットワークオーディオプレイヤー。NASに保存した音源を本格的なオーディオシステムで楽しむときに使用。iPhoneを曲の選択や再生操作のリモコン代わりに出来るのが便利。音質は癖のないプレーンなマランツサウンドで気に入ってます。
バッファローのNAS。音楽専用なので1TBでも相当量の曲が保存できます。まだ高価なハイレゾ音源を保存する場合は、ミラーリングでバックアップを取っておいた方が良いでしょう。
さて構成ですが、これらをiPhoneとWi-Fi、Bluetoothでリンクさせます。
CDからのリッピング音源やハイレゾ音源はNASのミュージックサーバーに保存して、ネットワークオーディオプレイヤーを介してリビングオーディオで本格音楽再生。その際の選曲などのリモート操作をiPhoneで行えます。
ダイニングや風呂場での音楽再生には、ミュージックサーバーやPrime Musicの音楽ソースをiPhoneからBluetoothデバイスにリンク、寝室では、安いデジタルアンプにiPhoneをピンプラグで接続して音楽ソースを再生させています。
これで、iPhoneをキーデバイスにして、家中のあらゆるシーンで気軽に音楽を楽しめるようになります。
今回ご紹介した再生環境は、音にこだわるオーディオ嗜好の強い人向けなので、いくつかのデバイスを複雑に組み合わせていますが、家の中でどこでも気軽に音楽が聴きたいという方には、電源コンセント不要のモバイル用Bluetoothスピーカーが最適です。
オススメは、JBL CHARGE3 Bluetoothスピーカー
大容量のリチウムイオン電池を搭載しているので20時間のワイヤレス再生が可能。加えてiPhoneなどを充電できるモバイルバッテリー機能も搭載しています。サウンド自体も老舗のJBLブランドなので期待を裏切らないでしょう。さらに防水性能IPX7の防水にも対応していますので、お風呂やアウトドアでも楽しむことができます。
今回は、iPhoneを使った音楽環境構築を紹介しましたが、Wi-FiとBluetooth機能を搭載しているスマートデバイスならPCでもタブレットでも古いiPhoneやAndoroid端末でも構築可能です。
機種変更などで使っていないスマート端末が思わぬところで活躍出来るようになるかもしれませんので音楽好きな方はお試し下さい。
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