「スマホ時代だから年賀状はキレイな写真にこだわりたい」の続きです。年賀状の写真プリントは「コダックローヤルペーパーの一択」と言い切って例年お世話になっていたのですが、今回は、Kodak純正ではなく、コストダウンも兼ねてKodakの用紙を使うが、現像やプリントは自社設備で行っているサービスに依頼をしました。
発注から1週間、本日、そのプリント年賀状が届きました。
プライベート用の年賀状なので肝心のプリント面をご覧いただけなくて恐縮ですが、さっそく昨年までのKodak純正の年賀状と比べてみました。
手に触れてみた感じだと厚さやツヤは同じ、若干紙が柔らかい気がしましたが誤差の範囲。なかなかいい感じです。
次に実際の写真プリント面を目視で確認。
うーん。コントラストが低く、画像が粗いです。あと、写真の補正も行われていない様子。プロなら一発でプリント出力の差がわかってしまうレベルです。
いくつか部分的な比較画像を掲載します。(家庭用スキャナ1200dpiで取込み)
左:Kodak純正 右:OEMプリント |
左が昨年まで利用していたKodak純正現像&プリントのスキャン画像、左が今年依頼したコダック紙使用のOEM現像&プリント。結構な違いがあるのがおわかりいただけますでしょうか。
原因は、版下の品質かプリント機械の品質差ではないかと推測されます。また、今年のOMEプリントは、写真が全体的に白っぽかったので、微妙な写真の画像補正が行なわれていないかもしれません。
実物の差は、正直プロ目線でないと甲乙つけがたい高レベルの写真プリントですので、一般的な品質にはまったく問題ないといえます。
値段は、基本料金は1,620円(税込)と同じですが、Kodak純正は@52円(税込)、OEMプリントは@36円(税込)で、それなりの価格差があります。OEMプリントは送料も無料なので、コストパフォーマンスでいえば、OEMプリントの圧勝でしょう。
純正は、もしかしたら紙も少し上質のモノかもしれません。
というわけで、個人的な感想となりますが、写真プリント品質のみの評価では、Kodak純正は150点、OEMプリントは110点といったところです。(100点が一般水準)
まだこれから年賀状作成という方
Kodak純正の写真年賀状プリントは、コダックアラリスさんかカメラのキタムラさんでネットから注文できます。スマートフォンでのオーダーもOK。これから年賀状を作成する予定の方はお急ぎください。
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