iPhoneを購入してAmazonのPrime Musicを利用し始めてから、本格的にHi-Fiイオーディオにハマってしまい最近では、好きな曲というより良い録音の曲に出会うためにネットをさまよっています。
当サイトのテーマは”スマートデバイスを活用してビジネスを変革していく”がメインですが、「スマホを活用して趣味を広げる」というのも”あり”ということでお願いいたします。
ハイレゾを凌ぐ高音質録音のCDを紹介
以前の記事ではPrime Musicで聞けるハイレゾ高音質の女性ボーカル曲を紹介しました。今回は、Prime Musicでは聞けないCD高音質録音の女性ボーカルのおすすめ曲をピックアップ。
これから紹介する曲(アルバム等)は、CDですので本当に高音質録音かどうかというエビデンスはありません。シロートの筆者が「実際に聴いていい音だな」と思った主観でセレクトしていますのでご了承下さい。
このバンドを知ったきっかけは、ミュージック・ダウンロード・サイト「OTOTOY」のフリーダウンロードから。いくつか入手した中に彼らの「メトロ」という曲があったのですが、イントロのボーカルを聴いた瞬間に気に入ってしまいました。
ハイパーソニック・エフェクト効果があるのでは?と感じるくらいボーカルが心地よいです。楽曲や演奏もしっかりしているので、実力派のバンドではないでしょうか。
ジャンルとしては、おそらく”オルタナティヴ・ミュージック”だと思います。なので中高年のオヤジでも大丈夫ではないかと。
バンドはもちろん、メンバーの個人属性などはまったく知らない状態、偶然の出会いでした。筆者の一番のお気に入りである「メトロ」という曲は、まだOTOTOYのサイトから無料でダウンロードできるようですので是非聞いてみてください。
ototoy.jp
筆者が中学生の時、オーディオにハマるきっかけとなったビリー・ジョエルの「ストレンジャー」やアニメ銀河英雄伝説のエンディングにも採用された超名曲「歓送の歌:小椋佳*」のカバーがアルバムのラインアップに入っていたので購入してみたCD。*歓送の歌は別アルバム「Timeless」に収録
このアルバムは紛れもなく高音質録音の定番です。1ビットオーディオコンソーシアムの代表である早稲田大学の山崎芳男氏もアルバムジャケットにクレジットされています。
シャープ株式会社の技術協力により、同社の1-bit(ワンビット)技術を全面的に採用したレコーディングを敢行。FAKiEの演奏を、録音時点でダイレクトに1-bitデジタルに閉じこめました。~daiz records
つまりDSDレコーディングされた超高音質マスターからCD化されたガチ音源というわけです。
天性の音感をもつボーカルのKとギタリストNeoのテクニックとリズム感が、超絶レベルで融合。特にNeoのエレキギターで培った技法をクラシックギターに転用するという非凡な才能を余すことなく発揮しています。アルバムのどの曲を聴いても本当にいい音ばかり。2曲目のギターソロだけでもアルバムを買う価値ありです。
このCDは、良い再生環境ほど実力を発揮してくれると思います。ハイレゾ音源も発売されたので、CD音源と聴き比べてみたいですね。
【2016.12.28】FAKiE「To The Limit」のハイレゾ版を購入してCDと聞き比べました。結果、ハイレゾが圧倒的に高音質でした。ボーカルの息づかい、ギターの生々しさがCDと比べてもより際立っています。正直、CDの音は、めちゃくちゃいい音です。ですが、ハイレゾは軽くそれを超えてます。やはり録音段階の音が良いとハイレゾ優位になるのは当たり前ですが…当サイトでは、このアルバムをハイレゾベンチマークソースとして推奨します。
この記事をみて購入したCD。
相対性理論「TOWN AGE」において、録音はProToolsでのPCMハイレゾで行い、まずProTools内でミックスを行ったものをアナログで出してアウトボードで処理し、DSDシステムに送ってミックスを完成させるというプロセスを採ったとのこと。そしてそのDSDマスターをマスタリングエンジニアに渡し、そこからCD用のマスターが作成されたという流れのようだ。~高橋敦のオーディオ絶対領域
バンドのこともまったく調べず、試聴もせず、録音が凄そうという情報のみで手に入れました。届いたCDを聴いてみてビックリ。歌詞に関しては、中高年オヤジ向けの内容では決してないけれども、ボーカル(やくしまるえつこ)の精確なピッチで奏でられる生々しい歌声とそれに負けない楽曲&演奏は独特の世界観があります。癖になるバンドです。
これを聴いた後、やくしまるさんのソロアルバムも含めて一気買いしてしまいました。
今のところ相対性理論のデジタル音源は、CDのみ。ハイレゾ音源を手に入れるためにはアナログレコードしかないので、ぜひDSD音源でリリースしてほしいグループです。
以上、喉からCD音源以上のアルバムをピックアップしてみました。どれも感動モノの音源です。今は、CDが売れない時代といわれていますが、商業主義に毒されたコンプ過剰な海苔音源ではなく、歌のうまいプロが良質な録音で音楽をリリースしていけば、音楽業界も活気づくのでは?と思う次第です。
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