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Amazon Prime Musicで聞ける希少な名曲「高音質・女性ヴォーカル編 Part2」

アクセス好調のAmazonのPrime Musicで聴けるおすすめ曲「高音質・女性ヴォーカル編」のPart.2をお届けします。※Part.1はこちら

今回は、Prime Musicに”1アルバム”だけ登録されている希少なアーティストを紹介。海外のベテラン歌手のアルバムです。*2016.5.30時点

1.アニー・レノックス

イギリスの2人組ミュージシャンEurythmics(ユーリズミックス)の元ヴォーカル。Eurythmicsは1980年に彼女とデイヴ・スチュワートによって結成。80年代の洋楽ブーム世代は、知らない人はいないと思います。”ドリカムのスーパー上位互換”と表現すれば分かりやすいかもしれません。クールなエレクトリック・ポップサウンドは、当時活躍していたアーティストの中でもかなりの異才を放っていました。

アニー・レノックスのヴォーカルは、美しく妖艶で伸びのある声と完璧な音程からなる独特の”ブリティッシュこぶし”が代名詞。彼女を基準に他の女性ヴォーカルを語ると皆色褪せてしまうようなイメージだったと思います。

1990年にグループが解散した後、ソロ活動を開始。2003年、映画『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の楽曲「イントゥー・ザ・ウエスト」でアカデミー歌曲賞を受賞しています。

アニー・レノックスのPrime Musicでも聴くことが出来るアルバムは「Nostalgia」

アメリカの古き良き時代に活躍したボーカリスト達の名曲をカバーしたジャズ・アルバムです。ロックシンガーであった彼女が60歳を迎えてジャズを歌うというのが興味深いですが、このアルバム、溜め息が出るほど素晴らしい。これぞザ・ヴォーカル!名手が名曲と出会うと”次元の異なる音楽になる”というのが理解できます。このアルバムは、ぜひ高音質のハイレゾで聴いて欲しいアルバムです。

そして、彼女の凄いところは若い頃のEurythmics時代と比べても遜色ないくらいの声質を維持していること。いやむしろ迫力は増しているかもしれません。

2.ローラ・ブラニガン

アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルースター出身の女性歌手。彼女の名前は知らなくとも、彼女の曲は聴いたことがあるという人は多いと思います。「セルフ・コントロール」という曲のヒットで本格ブレイク。他にも映画フラッシュダンスの挿入歌「グロリア」、ゴーストバスターズでは「ホット・ナイト」などヒット曲は多い。

筆者も高校生の頃に「セルフ・コントロール」を聴いてファンになったクチです。当時はこの曲の神秘的なメロディーに魅了されました。日本の歌手でいえば”中森明菜”のポジションに近いかも。

残念ならが本格的な復帰活動をはじめた矢先の2004年に他界されてしまいました(享年47歳)。まだ存命であれば、すばらしい音楽を提供し続けていたと思います。

数多くのアルバムがリリースされていますが、ローラ・ブラニガンのPrime Musicで聴けるタイトルは「The Best of Laura Branigan」。ベストアルバムです。

3.ジェニファー・ウォーンズ

アメリカ出身のポップ・カントリ-系歌手。1982年に上映され世界的なヒットとなったリチャード・ギア主演の「愛と青春の旅立ち」。同タイトル(Up Where We Belong)の主題歌をジョー・コッカーとデュエットしていたのはあまりにも有名。

また、ソロアルバム「The Hunter」は、オーディオのリファレンス音源としては定番中の定番。最近、SACDが再発売されたので、これはなるべく早い段階で手に入れたい作品のひとつです。

【2016.7.8追記】
HunterのSACDを購入しました。やはり音源がDSDですので、CDと比べてダイナミックレンジが大きく、解像度も高いので細かい音までしっかり聞こえます。これは、SACDプレーヤーを買ってでも高音質バージョンを聴いた方がいいと思います。

ジェニファー・ウィーンズのPrime Musicで聴けるアルバムは「Famous Blue Raincoat」

初版のリリースは1987年。カナダのシンガーソングライター”レナード・コーエン”の曲もカバーとして収録。彼女の曲はどれもサウンドが濃厚で分厚いイメージですが、メロディアスなヴォーカルとの調和が絶妙。どの曲も非常に良質な録音と相俟ってMP3での配信でも音の良さが垣間見れます。ポジションとしては、日本のシンガーソングライター”竹内まりや”のような存在だと思います。

今回紹介したアルバムは、どれも非常に良質な音源ですので、ぜひCDやハイレゾ音源で聴くのをおすすめします。MP3ストリーミングのPrime Musicなら、スマホのイヤホンジャックからではなく、スマホとイヤホンの間にポタアン(ポータブルヘッドフォンアンプ)をつなげば、より高音質で楽しめます。少しお金はかかりますが、その価値は充分にあると思います。



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