スターバックスやタリーズといったアメリカ西海岸から発展したスペシャリティコーヒーを提供するお店「シアトル系カフェ」。最近では「意識高い系」や「ドヤリスト」の巣窟になっているとか、いないとか。意識高い系は、なんとなく分かるけど、、、
ドヤリストって何?
調べてみると、店内にMacBookをこれぞといわんばかりに広げ、ドヤ顔で至福のひとときを過ごすことを好む洗練されたビジネスパーソンやノマドワーカーといった人達のことらしい。ドヤラーとも呼ばれている。行為そのものはドヤリングという。
ブルーボトルコーヒーなんかもそうだけど、コーヒースタンド系って、狭い店内にぎっしり人がいて、とてもノートパソコン広げて仕事しようとか思えないのですが、こういうのもサブカルチャーとして定着していくのかもしれませんね。
ドヤリングっていいかも
とはいえ、都内の狭くて人が多いカフェではなく、落ち着いた空間で好みのおいしいコーヒーを飲みながらノートパソコンを取り出しカチャカチャやって悦に浸るというのは、気分転換やストレス発散になるのではないか!?
筆者の仕事は、販促コンテンツのプランニングなので、取材や打合せ以外は、オフィス兼自宅で黙々と企画プランを練ったり、クリエイターの作業管理を行なったりしています。納品前などは、1週間くらい作業場に引き籠もっているときもしばしば。
業務中に思考が煮詰まった時などの気分転換については、ハイレゾ音楽の再生設備を充実させたくらいで、他には特にこれ!とった方法を持ち合わせていないのです。なので、もしかして、こういうドヤリングのようなものが、意外に効果的かもしれないと思い始めた次第。
エスプレッソマシンを導入
というわけで、「おしゃれなお店でドヤリング」を自宅で仮想体験するために、カフェで供されるシアトル系スペシャルと同等のコーヒーをつくることができるエスプレッソマシンを購入してみました。
エスプレッソマシンNespresso |
数あるエスプレッソマシンの中から選んで購入したのは、Nespresso Inissiaのハンドルセット
。水と専用のコーヒーカプセルをセットするだけで数十秒でカンタンにエスプレッソが楽しめるすぐれモノ。
ネスプレッソを選んだ理由は、
1.少ない工程かつ短時間でコーヒーができる
自家焙煎や手挽きミルといった手間をかけずとも、おいしいコーヒーが飲めるというのが大前提
2.マシンの手入れが他製品に比べてカンタンで手間が少ない
自宅で手軽にカフェの味を楽しみたいので、メンテナンスに手間がかかるのは本末転倒
3.コーヒー豆をアルミカプセルに入れて酸化を防ぎ、鮮度を維持できる
コーヒーの鮮度は、焙煎してから2週間まで。一個人が飲む量を都度焙煎して挽くのは、ちょっと非現実的。鮮度を保ったまま容易に保存できないと困る
4.その日の気分や状況に合わせていろんなバリエーションを楽しめる
ネスプレッソのコーヒー豆は、1杯1カプセル単位で23種のバリエーションが標準。アロマや味わいの強さの違いをいろんなレシピで楽しむことが可能
ネスプレッソだと、上図のようなエスプレッソ系(主な6種類)を23種のコーヒーカプセルを使うことにより138通りのバリエーションの味を楽しむことができます。アイスも加えれば276通り。
さらに、表参道と大阪心斎橋のネスプレッソブティック(直営店)では、コーヒーレシピ体験会を都度開催しています。なんちゃってバリスタ気分で、いろんなレシピを会得する機会もあります。
おっと、そもそも気分転換やストレス発散のための手段として、自宅でドヤリングが目的だったのが、エスプレッソマシンを買ったことにより、極上コーヒーをつくるほうに気持ちが傾いてしまいました。
まあ、自分の好みに合わせたコーヒーを淹れて悦に浸るというのも一種のドヤリングといえるかもしれませんね。
自作第1号のカプチーノ |
マシンが届いたその日に、さっそく1杯つくってみました。まずは、同梱されていたエアロチーノというミルク泡立て器に牛乳を注ぎスイッチポンッ!30秒ほどでミルクフォームが完成。
次に本体背面のウォータータンクにミネラルウォーターを注ぎ、エスプレッソのコーヒーカプセルをセット。ボタンを押してエスプレッソを抽出し、先のミルクフォームをグラスに注いでカプチーノのできあがり。
所要時間は2~3分。カップラーメンと同じ手間くらいですね。
そして肝心の味はというと、なかなか美味しい。お店と変わらない。いやちょっと良い牛乳を使えば、よりフレッシュな味わいのカプチーノなどが楽しめそうです。
手軽にカフェと同レベルのコーヒーをいつでも好きなときに楽しめる「ホームドヤリング」
いい感じです。
【関連情報】