2015.11 光コラボにMNPして5.5インチモニタサイズのiPhone 6s Plusをゲット。通信費も2年間で10万円近く安くなりホクホクでありましたが、ここにきて大問題が発生。
個人的には、6 Plusの大きさだと、電話かけるときに少々違和感を感じますが、すきま時間にネットで情報収集したり電子書籍を読んだり、ビジネスドキュメントを確認するために使っている時間が圧倒的に長いので、そこはトレードオフするしかないと納得しております。
購入以前に投稿した「iPhone 6sの登場でWebはスマホサイトが主流に!」の記事にこのような大層なことを書いておりましたが、200%撤回いたします。
通話の際、持ちにくさもあるのですが、相手の声が、スマホの裏側で響いている感じが個人的には耐えられず、まったく話に集中出来ない。
仕事で頻繁に電話をする身としては、捨て置けない問題です。
Bluetooth通信でPHSがiPhoneの子機になる
最初に考えたのは、マイク付きイヤホンや写真のようなBluetoothのワイヤレスヘッドセット。
これは、常に身につけていなければならないので、ちょっとキツイ。電話をかけるとき、電話に出るときはスマホを操作しないといけないのも面倒。
次に検討したのが携帯型Bluetooth子機。
購入直前までいったのだけれども、サイズが小さいのが気になる。
なんとかこの状況を解決すべくさらに調べをすすめると、なんと!PHSが子機代わりになることが判明。通話も安定しているらしい。
Bluetooth機能を使用してiPhoneと連携するので、PHSはY!mobile(旧Willcom)などのキャリアと契約していない端末でOK。同様の機能があれば、使わなくなったガラケー(携帯電話)でも大丈夫だと思います。
PHSで、さっそくつかえそうな機種を調べてピックアップ。
検討当時は、どれも新品は高かったので、ヤフオクに出品されていた安価な中古のWX01Sを落札。※いまだとAmazonで手頃な中古品が豊富に販売されています。PHSには新しい機種でもBluetooth通信ができない端末もありますので気をつけてください。
WX01Sは、大きさもちょうど良く、いい感じです。さっそくiPhoneとリンク設定を試みました。
設定はあっけなく終了
まずは、iPhoneとPHSのメニューからBluetoothの設定を開きお互いにリンクさせます。機種によっては相性等の問題でこの時点でつまずくこともあるらしいですが、運良くすぐにつながりました。
Blutoothでつながっていれば、あとは家電の親機と子機と同じ感覚でiPhoneを鞄にしまっていてもPHSから電話の発着信が出来るようになります。
アドレス帳も登録限度(購入した機種は1000件)はありますが、iPhoneから一括で同期がとれます。
実際の通話は快適そのもの。ようやくストレスから解放されました。
電磁波のリスクヘッジにも有効
PHSを子機にして利用するメリットがもうひとつあります。通話時の電磁波のリスク回避です。LTEもBluetoothも安全とされる電波の範囲ではありますが、下図のように、電波出力(空中線電力)において一般的なスマートフォン(200mW)とPHS子機(10mW)では20倍の差があります。
通話では、電話機が直接耳元に触れます。強い電波より、弱い電波の方がリスクが低くなるといえるでしょう。
※スマホを利用する際、電磁波の生体に対する影響の詳細については、この記事を参考下さい。
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